いえのわの暮らし

#interview05 仙台市 お子さんがのびのびと暮らす場所

玄関壁とアプローチのある ひかりの家

2024年5月、仙台市福室で完成したS邸。
モダンな雰囲気の2色の外壁には、家づくりの工夫がありました。

家づくりのきっかけ

S様ご夫婦は、20代と若めの年代での家づくり。
将来を見据えて、早めに家づくりを考え始めたようで、なんとお子様がまだお腹の中にもいない頃から!

いえのわとの相談が始まった2022年からでも、約2年間をかけた待望のお家になります。

自分たちが住みやすい家を目指して

住んでみて良かったところと旦那様が挙げられたのは、お風呂・脱衣所・洗面所の水廻りと、玄関からのコンパクトな動線。

洗面脱衣所とお風呂の空間は、アパートでの生活時代の一番のストレスだったようす。
独立した洗面台を玄関前の廊下の部分に設けることで動線を短く、脱衣室とのプライバシーを確保できる設計です。

帰宅してすぐ手を洗う。
コロナ禍以降の衛生意識の高まりからも、動線の短さは、住んでみて改めて良さを実感したそうです。

奥様が挙げられたのは、洗濯物がすぐ乾くところ。
普段は、2階に室内干しをされているようですが、アパート生活時代には全然乾かなかったのもすぐに乾くと実感。調湿効果のある珪藻土クロスのおかげでしょうか。

また、外に洗濯物を干すスペースとなる1階リビングの横にあるウッドデッキ。
最初の家づくりでは、イメージしていなかった空間だと話します。
2階にベランダを設けない代わりに1階に設けたヒノキのウッドデッキ。
壁にしっかりと囲まれているので、外からは見えにくい、雨風も遮ってくれる場所です。

土地の選び方、外壁のひみつ

「土地探しは、きちんと見て決めた方がいいと思います。
日の光の入り方、近くの道路の様子、
お子様がいる家庭なら、学校が近くにあるか…」

「小学校や中学校は近すぎても、通学路が短くて友達と話せないって子に言われるかもだけどね(笑)」

そう話すS様は、塩竈で土地探しをしていた際も自らの目で見て回ったそう。
最終的にご縁のあった福室の土地ですが、ご実家の近くで土地勘がある点や小学校と中学校に近く利便性がある点が決め手だったようです。

そこで気になるのが、S邸の建つ土地は交通量もほどほどに多い道路沿いであることです。
道路の交通量の多いと、どうしても外の気配を感じてしまいそうですが、そこでポイントになるのが、2色の外壁です。

道路面からみると窓などが一切見えないシンプルな外観ですが、この2色の外壁は、二層になっています。
壁の間には、小路地のような空間に、玄関がひっそりとした佇まい。

シンプルな外観に仕上げるだけではなく、玄関の「目隠し」としての役割をもって設計されました。
人目を気にせずに、玄関からの出入りをしやすく、お子様の道路への急な飛び出しを抑止します。

「1階のリビングにいると全然車を感じない。
夕方のチャイムの音も全然聞こえないし、近くのバス停に泊まるバスの音は少し聞こえるときもあるけど、それでも音は気にならない。
これも外壁の外側にさらに玄関壁があるからじゃないのかな。」

S様は外からの視線が気にならないだけではなく、音も感じにくいといいます。

交通量の多い道路沿いでも周りの気配を感じることなく、のびのびと、お子様との生活を過ごせている。

いえのわのお家で過ごして約3か月。
そんな暮らしのようすをS様に教えていただきました。