いえのわの暮らし

#interview03 岩沼市 憧れだった店舗付き住宅にこだわりを詰めて

そらとつながるパン屋さんの家

岩沼でパン屋さんを営むH様夫婦。細長い土地のお店の裏手に今回のお家を建てました。お子さん三人と賑やかに過ごす家族の様子をお訊きしました。

道路の裏側から望むのは、リビングやお庭のある東面外観。
大通りに接しないことで人目を気にすることがありません。
陽光降り注ぐリビング

いえのわとの出会い

神奈川県から移住してきたH様は、パン屋さんを始めるにあたって、家付きの店ができる古家有りの土地を購入しました。しかし、リフォームをするには予算が合わず、先にお店だけを建てたそうです。約1年半ほど前に、やはり家も作りたいという思いもあり、家づくりについて再スタートをきりました。


いえのわのことは検索をかけ、ヒットしたホームページで知り、一番感じた印象は高橋社長の人柄の良さと、自然素材の家づくりだったそう。家族がアレルギー持ちのため、自然素材であること、特に壁がクロスではなく塗り壁であることにはこだわっていたようです。松島の見学会でみて自分たちのイメージと近く感じたそうです。

家のお気に入りの場所

 ご家族はそれぞれどこで過ごすことが多いですかときくと、一人一人の普段の様子を丁寧にお話しするH様。家族皆さんに共通していたのは、床で過ごすことが多いことでした。ヒノキとナラのフローリングは手触り良く、リビングで寝転がると吹き抜けも相まって、気持ちがいいそうです。寝る時もベッドではなく、お布団を敷いて寝るH様家族。今回のお家では、H様の希望でかなり小さめの寝室なのですが、お布団で過ごすことによって空間の狭さを感じることはなさそうでした。

廊下の本棚には本がぎっしり

また、2階には漫画本のサイズに合わせた、壁面収納がある部屋があります。これは、ご長男の趣味に合わせたものです。以前は、洗濯干す部屋と一緒だったのでプライベートな空間ではなかった様子。一人でゆっくり読めるスペースができて良かったのではないかと話します。のんびりと過ごせる自分だけのお部屋も作れるのも家づくりの醍醐味ですね。

流木を活かしたビオトープに泳ぐメダカ

そして、このお家には店舗との間にある中庭とお家のさらに奥にある庭、2つの庭があります。H様の希望もあって作った中庭では、人目を気にせずに過ごせる場所として、先日も家族でバーベキューを楽しんだ様子を聞かせていただきました。また、奥にある庭はビオトープがあり、そこにはH様が以前から飼っていたというメダカが過ごしています。ビオトープを家族みんなで囲って観ている時があるくらい、家族の中心の場所になっていることを感じました。敷地の使い方によって、色々な空間が生まれるのがこのお家でよくわかります。

床下冷暖房の快適さについても話していただきました。掃除のことを結構考えてしまうお施主様にとって、床下冷暖房は掃除の手間がなく快適だそうです。寒さが苦手なH様は、玄関入った瞬間からあたたかく感じられる冬になるのが楽しみだと語ります。

吹き抜けのリビングが開放的

これから家づくりする人へ

お家の中では、お施主様がオーダーした真鍮の金物や照明、家具が使われています。これらは「良いものを長く使ったほうがいい」というH様の考え方によるものだそう。そんな素敵な感性を持ち合わせているH様ですが、情報収集はしたほうがいいと話します。H様も家づくり前はYouTubeなどでたくさん勉強をされていたみたいです。このようなこだわりのあるお家になったのも納得です。
また、お庭は作って良かったと繰り返し話されていました。つい後回しにされがちなお庭ですが、枕木で区画が整備されるだけでも印象が変わるので、ぜひ最初から計画の中に入れてみてください。

 いかがでしたでしょうか。お施主様の家づくりに対する考え方や過ごしてみて感じたことなどを、皆さんにも少しでもお伝えできていればと思います。見学会はショーハウス・はるのてらす等で随時行っておりますので、ぜひご覧いただけると幸いです。今回、ご協力いただいたH様、誠にありがとうございました。