地域とのつながりを家づくりから大切に。

環境に配慮したいえづくりをご希望だったお施主さま。

地域の木材を使用し、地域の人々が建てる木のいえ、そんないえづくりをお手伝いさせていただきました。

住宅全体のエネルギー消費量を考慮して、断熱性能も、HEAT20のクラスでG2レベルの断熱仕様を今回は採用。

冬は中の熱を逃がさない、夏は外の熱を入れないことによって、冷暖房時のエネルギー消費緩和が可能。

また、家族との時間をとても大事にされ、共有スペースや、空間の中で、家族が交わる機会が増えるスペースがあったり、いろんな使い方のできる空間が、たくさん散りばめられています。

内部は、様々な材種の材木を使用。

クリの無垢フローリングやナラの造作建具など、経年変化が楽しみないえづくりとなりました。

外観は、間伐材をチップ化してつくられている白のサイディングに、ブラウンの破風で引き締まった外観。
屋根付きのカーポートも完備して、雨の日でも濡れずに、おうちに入れます。

夏は、太陽の光を遮り、冬は太陽の光を室内へ届けられるよう、サッシと庇でコントロール。
お庭は様々な植物を植樹。まだまだ手を入れて、緑豊かなお庭になりそうです。

便利な玄関収納は、コート掛けや傘掛け兼手摺も。可動棚なので、家族の靴の収納に合わせて高さも変更も可能。防災グッズなんかも置けそうですね。

LDKは、リビングの化粧梁に、お施主さまにゆかりのある南部赤松を使用。木目がキレイです。一段下がった天井には、一部レッドシダーを張ってあります。間接照明も組み込んで、雰囲気のあるリビングに。

キッチンは、家族みんなで料理を楽しみたいというご希望で、大きなオープンキッチンを採用。
料理の時間も楽しくなりますね。背面収納は、既存の持ち家具に合わせて製作。収納量は抜群です(^-^)

階段は、圧迫感を無くし、オープン階段に。地窓から、すっと淡い光が入ってきます。外の植物たちも地窓から、
顔をのぞかせています。

みんなで使える書斎は、建具の開閉によって籠もれるスペースにもなります。疲れた時は、窓から公園が借景できるので、緑を見て休憩ですね。

洗面台は天板を人大で、下はナラで製作しました。アクセントのタイル張りもいい感じに。

竣工:
2020年11月
所在地:
仙台市
用途:
専用住宅
構造/規模:
木造2階建て/APS工法
延床面積:
153.53㎡(46.43坪)

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